TeamsのWeb会議でCopilotを使ってみました。

2024.01.30

「Web会議の記録係がめんどくさい…」「会議後、内容をまとめるのに時間をとられてしまう…」「長時間の会議の際、内容を覚えきれない…」「話が入り込んだ際、論点がわからなくなる…」

→Copilotの活用により効率化、時間の短縮を可能にしたい!

そもそもMicrosoft Copilot for Microsoft 365とは?

こちらで解説!

目次

1.事前準備(日本語設定)

1. 会議に参加します 

2.  「その他」をクリックし「レコーディングと文字起こし」をクリックします。 

3. 「レコーディングを開始」をクリックします。 

4. 画面右側にトランスクリプトが表示されます。「設定マーク」をクリックします。 

5. デフォルトの言語が英語に設定されているので「日本語(日本)」をクリックし変更します。 

6. 「更新」をクリックします。 

7. 日本語に更新されていることを確認します。 

2.Copilot起動する

Web会議にCopilotを起動させると、自動的にサマリーが生成されます。

1. 画面上部に表示されている「Copilot」をクリックします。 

2. Copilotが表示されたことを確認します。 

3. 会議が終了するとTeamsに会議名のチャットが作成され、会議のトランスクリプトと「レコーディングが停止しました。レコーディングを保存しています」という通知がされます。  

4. 作成されたレコーディングデータをクリックします。 

※レコーディングが作成されるまで数分かかりました 

5. レコーディングデータの下に、Copilotが生成したコンテンツが表示されます。 

6. 少し待つと同画面に会議内容のAIメモが生成されました

Copilotがメモやタスクなどに分類し、要約してくれているようです。

画面サイズにより表示形式が異なります。

上記のサマリーは会議内容そのままで完璧でしたが、別の会議で使用した際は文字化けした状態や、話していない内容で出来上がることもありました。  

・ジェームスの通知設定→Teamsの通知設定 

・チームscholarsの**合→TeamsからNASの不具合 

・報道→code  

また、「1.事前準備(日本語設定)」を行わないと英語で作成されてしまうので注意が必要です。 

3.プロンプトの利用・作成

自動生成されたコンテンツだけではなく、プロンプトの設定も可能です。

・デフォルトのプロンプトを使ってみる

1. 「Copilot」をクリックすると右側に表示が出ます。 

2. 「その他のプロンプト」をクリックすると選択肢が出てきます。  

3. プロンプト:「会議を要約する」 

「応答を生成する」という表示がされます。※数十秒時間がかかりました。 

回答が返ってきました。 

正直、驚きの精度で要点を捉えて回答してくれています。 

その他のプロンプトも試していきます。 

4.プロンプト:「アクション アイテム リストを作成する」 

※調べて知ったのですが「アクション アイテム」とは実施事項のことを指すようです。 

実施事項が正確に返ってきました。 

5.プロンプト:「未解決の問題は何ですか?」  

未解決のまま終了したトピックに加え、そのトピックの対応法の「提案」まで回答がありました。 

6.プロンプト:「さまざまな観点をトピック別に一覧表示する」  

会議内で出たトピックに対する各自の意見をまとめてくれています。 

※言葉の表現に少々違和感を覚えますが内容はわかる範囲内です。 

7.プロンプト:「話し合った主なアイデアを一覧表示する」  

それぞれのアイデアに対する「長所」「短所」をまとめてくれています。 

8.プロンプト:「会議のメモを生成する」  

最初に生成されたAIメモでした。 

・プロンプトを自分で生成してみる

会議で話し合われた自分のタスクを忘れてしまった…

→Copilotに聞いてみます

9.プロンプト:竹内のタスクは何ですか 

とても分かりやすく教えてくれました。実際に話し合った内容とも合っています。

3.使用してみての感想

正直、クオリティに感動しました。Microsoft Copilot for Microsoft 365を使いこなすことで、飛躍的な仕事の効率化が可能なるのではないかと思わされました。
一方、まだ粗削り感は否めません。特に話した内容の誤変換が現段階だと目立ちます。そのためタイトルにある、「仕事をさせる」という部分に関しては機能的に不安になる部分がまだあると感じます。
また、日本語に対応する箇所が少ない部分もあり、理解できる範囲内でしたが、違和感のある表現が気になりました。
今後のアップデートにより改良されていく部分かとは思われますので、これから期待しています。