Windowsアップデート更新リングの設定方法

2023.05.09

Microsoft Intuneを利用して社内のWindows Updateを管理する方法を案内します。設定例では品質更新プログラムは即時、機能更新プログラムは延長しています。またWindowsアップデート漏れが無い様に、期限を設定しています。期限内であればユーザー側で再起動のタイミングを選択できる様になっているので予期しないタイミングで再起動されるリスクを低減されています。

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手順

手順1 更新リングの設定

1-1.「Microsoft Intune admin center」を開きます。

1-2.「Windows」をクリックします。

1-3.「Windows 10 以降向け更新リング」をクリックします。

1-4.「プロファイルの作成」をクリックします。

1-5.任意の名前と説明を入力し、「次へ」をクリックします。

1-6.「設定の更新」より下記の項目を設定します。

Microsoft製品の更新プログラム:許可
Windowsドライバー:許可
品質更新プログラムの延期期間(日数):0
機能更新プログラムの延期期間(日数):120
  Windows10デバイスを最新のWindows11リリースにアップグレードする:いいえ
機能更新プログラムのアンインストール期間(2日から60日間)の設定:30
プレリリース ビルドを有効にする:構成されていません

*品質更新プログラムは即時、機能更新プログラムは延長で設定していますので、社内ポリシーに合わせてパラメーターは入力してください。

1-7.「ユーザーエクスペリエンスの設定」より下記の項目を設定し、「次へ」をクリックします。

自動更新の動作:既定値にリセット
再起動チェック:許可
Windows更新プログラムを一時停止するためのオプション:有効にする
Windows更新プログラムを確認するためのオプション:有効にする
  通知の更新レベルを変更する:既定のWindows Update 通知を使用する
期限の設定を使用する:許可
  機能更新プログラムの期限:0
  品質更新プログラムの期限:0
  猶予期間:7
  期限前に自動的に再起動する:はい

*期限が来たら自動的に再起動される設定にしていますが、社内ポリシーに合わせてパラメーターは入力してください。

1-8.「グループを追加」をクリックします。

 1-9.グループを選択し、「選択」をクリックします。

1-10.選択したグループが表示されていることを確認し、「次へ」をクリックします。

1-11.選択したグループが表示されていることを確認し、「次へ」をクリックします。

1-12.更新リングの設定が完了しました。

手順2 ユーザー側の挙動

ユーザー側で再起動のタイミングを選択することができます。

2-1.Intuneと同期されると設定が反映されます。
更新リングで設定した期限が迫ると、いつ再起動するか選択するポップアップが表示されます。

2-2.ユーザーが個別にスケジュールを設定する際は、「時刻を選択」をクリックします。

2-3.再起動のスケジュールを設定するページが表示されます。
「日を選ぶ」を選択してください。

2-4.リストよりご自身で日にちを選択してください。

2-5.もしユーザーが何も選択せずに放置したとしても、設定した期限が来ると電源ボタンにオレンジ色のマークが表示されて更新が強制されます。

2-6.「シャットダウン」または、「再起動」のいずれかを選んでも更新が強制されます。

2-7.選択後、更新プログラムの構成がスタートします。

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