エラーコード「2016345612(Syncml(500)」の要因と対処法

2024.10.22

1.エラーコードの「Syncml(500)」とは?

エラーコードの「Syncml(500)」とは、デバイスが何らかの理由で正常に動作していないため、要求された操作を完了できなかったことを示す、一般的なエラーです。 

2.考えられる要因

「Windows Update」と「デバイスのコンプライアンス判定」のタイミングが重なったことが要因になっている可能性が高いです。 

例えば、デバイスのコンプライアンス判定時に、Windows Updateやデバイスの再起動、スリープからの回復動作などがMicrosoft Intuneへの同期タイミングに重なった場合、エラーが発生することが確認されています。 

3.なぜこのエラーが発生するのか?

Microsoft Intuneは、構成サービスプロバイダー(CSP)を使用してデバイスの設定や情報を取得し、準拠判定を行います。このエラーは、MDMサーバーからの要求に対してデバイスが正常に応答できなかった場合に表示される一般的なエラーです。 

※このエラーは誤検知ではなく、情報を取得しようとしたタイミングでデバイスの状態が適切でなかったために発生します。デバイスの状態が正常であれば、次のチェックイン時にエラーは発生しません。

4.対処法

1.デバイスの再起動: デバイスを再起動して、再度コンプライアンスの判定を行います。 

2.手動で同期: デバイスの設定アプリから手動で同期を行います。これにより、最新のポリシーとアクションが取得されます。 

3.時間経過を待つ: 同期後、時間をおいて再度確認します。Intune はクラウドサービスの性質上、同期の実施から反映されるまでお時間を要する場合があります。 

これらの手順を試しても問題が解決しない場合は、さらに詳細な情報を提供するためにサポートに連絡することをお勧めします。 



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