Oktaを利用してBoxにシングルサインオンをする方法

2023.07.31

手順

手順1 Okta側でアプリ追加とメタデータを生成

アプリを追加、メタデータを生成してシングルサインオン設定の準備をします。

1-1.Oktaのメニューをクリックします。 

1-2.Applicationsセクションの「Applications」をクリックします。 

1-3.「Browse App Catalog」をクリックします。

1-4.検索バーに「box」と入力し、表示された「Box」をクリックします。

1-5.「Add Integration」をクリックします。

 
1-6.General Settingでは、Browser plugin auto-submitの「Automatically long in when user lands on login page」にデフォルトでチェックがされています。「Next」をクリックします。

1-7.Sign-On Optionsでは、「Secure Web Authentication」と「User sets username and password」にデフォルトでチェックが入っています。
「SAML 2.0」にチェックします。

1-8.「SAML 2.0」より「View Setup Intructions」をクリックすると、新しいタブで How to Configuer SAML 2.0 for Box のページが開き、Boxでのシングルサインオンの設定方法が詳しく案内されています。

次の(手順1-9)でコピーするXLMファイルのURLはコチラでも確認できます

1-9.「SAML 2.0」より、Metadata URLをコピーします。

1-10.ブラウザの新しいページでコピーしたURLを開き、表示されたテキストをXMLファイルとして保存します。

手順2 Box側でのメタデータのアップロード

Oktaでのシングルサインオン構成の設定と有効化を行います。

2-1.Boxを開き「管理コンソール」をクリックします。

2-2.「Enterprise設定」を選択し、「ユーザー設定」をクリックします。

2-3.「すべてのユーザーのシングルサインオン(SSO)の設定」の「構成」をクリックします。

2-4.メタデータファイルのアップロード画面がポップアップされます。 IDプロバイダに「Okta」を選択し、SSOメタデータファイルに(手順1-9、10)で保存したXMLファイルを選択します。

2-5.「送信」をクリックします。

2-6.「完了」をクリックします。

2-7.シングルサインオンにOktaを使用する構成設定が完了しました。

2-8.設定を有効化します。
「すべてのユーザーのシングルサインオン(SSO)を有効化」の手順1: 接続をテストより、「SSO有効モード」をクリックします。

2-9.確認のポップアップの「すべてのユーザーに対して有効化」をクリックします。

2-10.SSO有効モードがオンになりました。

手順3 Okta側でアプリ、ユーザー設定作業

Boxでの設定が完了したら、Oktaに戻りアプリケーション設定の完了とユーザーの割り当てを行います。

3-1.OktaのSign-On Opution設定ページに戻ります。

3-2.ページ最下部にある「Done」をクリックします。Boxアプリケーションが追加され、Boxアプリケーションの詳細設定ができるようになります。

3-3.Boxアプリケーションの詳細設定のAssignments(割り当て)ページが表示されます。

3-4.「Assign」より、「Assign to People」をクリックします。

3-5.表示されたユーザーからシングルサインオンでログインするメンバーを選択し「Assign」をクリックします。

3-6.「Save and Go Back」をクリックします。

3-7.シングルサインオンするユーザー全員のAssignが完了したら、「Done」をクリックします。

3-8.ユーザーの割り当てが完了しました。

手順4 動作確認

4-1.割り当てたユーザーでBoxにサインインします。メールアドレスを入力して「次へ」をクリックします。

4-2.「SSOでサインイン」をクリックします。

4-3.サインイン中

4-4.ログインできました。




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