PowerAutomateでTeamsの投稿をExcelに自動転記する方法

2021.10.22

Teamsでのやり取りの内容を、Excelに自動的に残すことで業務の効率化を図れたり、チャットの見落とし防止になります。
ここではPowerAutomateを使用してTeamsの投稿で発信している内容をExcelに落とす方法をご紹介します。

1.Excelを立ち上げてExcelファイルを自分のPC上で新規作成します。セルのA1:C1までを選択して、「テーブルとして書式設定」から好みのデザインを選択してください。

2.「テーブルの作成」が表示されるので「OK」をクリックしてください。

3.テーブルが作成されるので、それぞれのヘッダーの名前を変更します。
ここではA列に「件名」、B列に「連絡内容」、C列に「投稿日時」とします。
また、テーブル名も「保守サポート連絡内容」に変更します。

4.名前を付けて保存したら、Teamsの一般チャネルのファイルを選択し、作成したExcelファイルをアップロードしてください。

5.PowerAutomateを開いて「作成」から「自動化したクラウドフロー」をクリックしてください。

6.フロー名に「保守サポートと連絡内容」と入力し、トリガーの検索画面で「teams」と入力して「チャネルに新しいメッセージが追加されたとき」をクリックして「作成」をクリックしてください。

7.チーム名とチャネルを各プルダウンから選択します。「新しいステップ」をクリックしてください。

8.検索欄に「html」と入力します。
「htmlからテキス(プレビュー)」をクリックしてください。

9.コンテンツの空白部分をクリックすると右下に入力画面が表示されるので「メッセージ本文コンテンツ」をクリックしてください。
「新しいステップ」をクリックしてください。

10.検索欄に「タイム」と入力してください。「タイムゾーンの変換」をクリックしてください。

11.下記を入力してください。

基準時間:「メッセージ本文createdDateTime」

変換元のタイムゾーン:「(UTC協定世界時)」

変換先のタイムゾーン:「(UTC+09:00)大阪、札幌、東京」

書式設定文字列:「一般の日時パターン(短い形式の時刻)-2009/6/15午後1:45[g]」
※書式設定は好みのもので大丈夫です。

「新しいステップ」をクリックしてください。

12.検索欄に「excel」と入力して「表に行を追加」をクリックしてください。

13.場所、ドキュメントライブ、ファイル、テーブルをそれぞれ選択します。

Excelで作成したテーブルの件名、連絡内容、投稿日時には、Teamsの投稿内容で保存したい内容を選択していきます。

件名: (チャネルに新しいメッセージが追加されたとき)より「メッセージ件名」

投稿内容: (htmlからテキスト)より「プレーンテキストコンテンツ」

投稿日時: (タイムゾーンの変換)より「変換後の時間」

「保存」をクリックしたら「テスト」をクリックしてください。

14.「手動」を選択して「テスト」をクリックします。

15.このようにExcelに出力されました。

様々な設定方法を動画でも公開しています。