こんにちは、竹内です!
クラウド化やモバイルデバイスの業務使用が急増している今、GPO管理からIntune管理に移行されている企業も多いかと思います。
そこで今回は、Intuneで設定したWindowsUpdateの設定をデバイス側でも確認する方法を紹介します。これにより、ユーザー側が、デバイスで設定されているポリシーの確認を簡単に行えるようになります。
それでは実際の確認方法をご紹介いたします。

目次
1.確認方法
1.「設定」を開き、「アカウント」をクリックします。

2.「職場または学校にアクセスする」をクリックします。

3.「エクスポート」をクリックします。

エクスポート先 | C:\Users\Public\Documents\MDMDiagnostics |
4.「MDMDiagReport」をクリックし、エクスポートした「MDMDiagnReport」ファイルを開きます。

10.「MDMDiagHTMLReport」をクリックします。

11.格納先を指定します。
「パブリックドキュメント」を選択し。「保存」をクリックします。

12.格納した「 MDMDiagHTMLReport 」をクリックし、開きます。

13.こちらから各設定の詳細が確認できます。

2.どんなことが確認できる?
実際に、設定内容を確認するため、今回は「自動更新」の設定と「アクティブ時間」の設定を調べてみます。
■自動更新の設定
自動更新の許可の状況について確認することができました。

※「現在の値」の数値により現在の設定状況を確認できます。
詳しい設定値は以下の公開情報から見ることができます。
AllowAutoUpdate_CSP
■アクティブ時間の設定
設定されているアクティブ時間についても確認できました。
※アクティブ時間とは、従業員がシステムにアクセスできる時間帯のこと。
ActiveHourEnd=アクティブ時間の終了時刻。
ActiveHourMaxrange=アクティブ時間の最大範囲。
ActiveHourStart=アクティブ時間の開始時刻。

詳しい設定値は以下の公開情報から見ることができます。
ActiveHourEnd_CSP
ActiveHourMaxrange_CSP
ActiveHourStart_CSP
■そのほかのポリシーについても、以下リンクより設定値を確認できます。
ポリシー CSP の更新 | Microsoft Learn
3.まとめ
今回は、Intuneで設定したWindowsUpdateの設定をデバイス側でも確認する方法を紹介しました。
実はIntune管理センターからだけでなく、デバイスからも設定値を見ることができるのですね。
是非お試しください!
その他お困りごとも動画で解説!
