Windows11側からIntuneへ同期をすぐに実行する方法

2025.11.27

Intune

Microsoft Intuneで設定行った場合、デバイス側に適応されるまで通常は約8時間で自動同期されます。これはMicrosoftが推奨する標準的な間隔で、デバイスの負荷やネットワーク効率を考慮した仕組みになります。 
しかし、そんなに待っていられない場面もありますよね。
例えば…
・緊急対応:セキュリティポリシーを早く反映してリスクを回避したい
・検証作業:新しい構成プロファイルを適用し、動作確認をすぐに行いたい
・トラブルシューティング:設定変更後、端末側の挙動を即確認したい

このような場合、PC(ユーザー側)から手動で同期を実行することで、Intuneとの通信を早く開始できます。この記事では、その具体的な手順をご紹介するのでぜひ、ご参照ください!

自動同期の場合


手動同期の場合

目次

1.Microsoft Intuneの自動同期タイミング

Microsoft Intuneの自動同期について同期タイミングは2種類あります。 

・新規登録後の頻繁な同期(初期設定段階) 
デバイスが初めてIntuneに登録される際、構成プロファイルやコンプライアンス設定をスムーズにインストールするため、短い間隔で何度も同期します。 
例:Windowsでは最初15分は3分ごと、そこからさらに2時間は15分ごとに同期されます。 

新規登録後同期タイミング一覧表 

プラットフォーム 同期間隔(最初の2時間) 同期間隔(その後の2時間) 
Android、AOSP 15 分まで 3 分ごと 15 分ごと 
iOS/iPadOS 1 時間まで 15 分ごと ― 
macOS 1 時間まで 15 分ごと ― 
Windows 15 分まで 3 分ごと 15 分ごと 


・継続的な定期同期(運用中) 
初期設定から2時間を過ぎると、すべてのプラットフォームで通常約8時間ごとの同期に移行します。この間隔は、ネットワーク負荷・デバイスリソース・クラウド負荷のバランスを保つために設定されています。 

継続的な定期同期タイミング一覧表 

プラットフォーム 同期間隔(定期)  
Android、AOSP 約8時間ごと 
iOS/iPadOS 約8時間ごと 
macOS 約8時間ごと 
Windows 約8時間ごと 

参考URL:「Microsoft Intune のポリシーとプロファイルに関する質問 – Microsoft Intune | Microsoft Learn 」 

2.手動同期の実行方法

1.「スタート」をクリックし、「設定」をクリックします。


2.「アカウント」をクリックし、「職場または学校にアクセスする」をクリックします。


3.接続済みアカウント名をクリックし、「情報」をクリックします。


4.「デバイスの同期状態」の「同期」をクリックします。


これで、 Windows11側からIntuneへ同期が完了いたしました。 



 

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