Microsoft Intuneで設定行った場合、デバイス側に適応されるまで通常は約8時間で自動同期されます。これはMicrosoftが推奨する標準的な間隔で、デバイスの負荷やネットワーク効率を考慮した仕組みになります。
しかし、そんなに待っていられない場面もありますよね。
例えば…
・緊急対応:セキュリティポリシーを早く反映してリスクを回避したい
・検証作業:新しい構成プロファイルを適用し、動作確認をすぐに行いたい
・トラブルシューティング:設定変更後、端末側の挙動を即確認したい
このような場合、PC(ユーザー側)から手動で同期を実行することで、Intuneとの通信を早く開始できます。この記事では、その具体的な手順をご紹介するのでぜひ、ご参照ください!
<自動同期の場合>

<手動同期の場合>

目次
1.Microsoft Intuneの自動同期タイミング
Microsoft Intuneの自動同期について同期タイミングは2種類あります。
・新規登録後の頻繁な同期(初期設定段階)
デバイスが初めてIntuneに登録される際、構成プロファイルやコンプライアンス設定をスムーズにインストールするため、短い間隔で何度も同期します。
例:Windowsでは最初15分は3分ごと、そこからさらに2時間は15分ごとに同期されます。
新規登録後同期タイミング一覧表
| プラットフォーム | 同期間隔(最初の2時間) | 同期間隔(その後の2時間) |
| Android、AOSP | 15 分まで 3 分ごと | 15 分ごと |
| iOS/iPadOS | 1 時間まで 15 分ごと | ― |
| macOS | 1 時間まで 15 分ごと | ― |
| Windows | 15 分まで 3 分ごと | 15 分ごと |
・継続的な定期同期(運用中)
初期設定から2時間を過ぎると、すべてのプラットフォームで通常約8時間ごとの同期に移行します。この間隔は、ネットワーク負荷・デバイスリソース・クラウド負荷のバランスを保つために設定されています。
継続的な定期同期タイミング一覧表
| プラットフォーム | 同期間隔(定期) |
| Android、AOSP | 約8時間ごと |
| iOS/iPadOS | 約8時間ごと |
| macOS | 約8時間ごと |
| Windows | 約8時間ごと |
参考URL:「Microsoft Intune のポリシーとプロファイルに関する質問 – Microsoft Intune | Microsoft Learn 」
2.手動同期の実行方法
1.「スタート」をクリックし、「設定」をクリックします。

2.「アカウント」をクリックし、「職場または学校にアクセスする」をクリックします。

3.接続済みアカウント名をクリックし、「情報」をクリックします。

4.「デバイスの同期状態」の「同期」をクリックします。

これで、 Windows11側からIntuneへ同期が完了いたしました。
その他お困りごとも動画で解説!
