Microsoft365の環境をバックアップする方法

2023.06.09

Microsoft365の環境をバックアップする方法を記載します。 
ここではオンプレミスのNASにバックアップする方法を記載します。 
AvePointCloudBackupやDruva Insync等のクラウドバックアップに比べると金銭的コストは抑えることができます。 

NASクラウドバックアップ
導入コストありあり
ランニングコストなしあり
OSアップデートなどの管理コストありなし
機器の管理コストありなし

手順

SharePoint OnlineとSynologyを同期する方法

1.SharePointトップ画面からCompany Siteをクリック します。 

2.SharePointトップ画面からCompany Siteをクリック します。 

3.同期する対象を確認します。
  ※18で選択するサイトとなります。

4.Synologyトップ画面からFile Stationをクリック します。

5.同期するためのフォルダを作成します。「新規共有フォルダの作成」をクリック します。 

6.「基本情報をセットアップ」では「名前」を任意で入力し、「次へ」をクリック します。 

7.「暗号化」は空欄のまま「次へ」をクリックします。  
 ※暗号化をする場合は「この共有フォルダを暗号化する」にチェックを入れ、任意の暗号化キーと確認キーを入力 してください。 

8.「詳細設定を構成」は空欄のまま「次へ」をクリック します。

9.フォルダへの権限をユーザー毎に設定し「O K」をクリックします。

10.コントロールパネル画面の「共有フォルダ」に作成した共有フォルダがあることを確認します。 

11.パッケージセンターをクリックします。

12.Cloud Syncをクリックします。

13.「+」をクリックします。

14.同期するクラウドプロバイダーを追加 します 。ここではMicrosoft SharePointを選択して「次へ」をクリック します。 

15.Microsoftアカウントへサインインします。

16.「Agree(許可)」をクリックします。

17.Cloud Syncに接続中 です。

18.「ドキュメントライブラリの選択」でバックアップするドキュメントを選択して「次へ」をクリックします。
※3で確認したサイトです。

19.「タスク設定」ではローカルパスのフォルダをクリック します。

20.フォルダを選択してクリックします。

21.「タスク設定」ではリモートパスのフォルダをクリックします。

22.ルートフォルダを選択してクリックします。

23.同期方向を選択して「次へ」をクリックします。 
<同期方向>
双方向:NASで変更した内容がクラウドへ同期されます。 クラウドで変更した内容がNASへ同期されます。 
遠隔での変更のみダウンロードします:クラウドで変更した内容がNASへ同期されます。 
ローカルでの変更のみアップロードします: NASで変更した内容がクラウドへ同期されます。

24.設定を確認して「適用」をクリックします。

25.セットアッが完了し、「OK」をクリックします。

26.同期が開始されました。今後の同期のスケジュールを設定します。「スケジュール」をクリックします。 

27.スケジュール設定の「有効」にチェックします。

28.曜日と時間を選択し「適用」をクリックします。 
 ※ここでは毎日19時に同期をするよう設定しました。  

29.変更が適用されました。

30.Synology_File Stationをクリックします。

31.作成したフォルダを選択しバックアップができていることを確認します。

32.パッケージセンターをクリック します。

33.Cloud Syncをクリック します。

34.「開く」をクリック します。

35.Microsoft SharePointを選択し、履歴をクリック します。 

36.履歴の「日付」と「時刻」でSharePointにフォルダのバックアップがされていることを確認 します。 

Active Backup for Microsoft365を利用したMicrosoft365環境のバックアップ方法

1.パッケージセンターの「インストール済み」よりActive Backup for Microsoft365をクリックします。

2.「タスクリスト」を選択し、「作成」をクリック します。

3.タスクタイプを選択し「次へ」をクリックします。

4.「Microsoft365に接続」 では、「Microsoft365」を選択し、任意の証明書のパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。

5.アカウントを選択します。

6.選択したアカウントアにクセスを許可 を付与します。「承諾」をクリックします。 

7.Synology側でもアクセスを承諾するため「agree」をクリック します。

8.証明書が生成されるので、「ダウンロードして続行」 をクリックします。

9.保存先を選択し「保存」をクリックしてください。 

10.Microsoft Azulより「アプリの登録」をクリックします。

11.アプリケーションを選択します。

12.「APIのアクセス許可」をクリックします。 

13.「管理者の同意を与えます」をクリックします。

14.「はい」をクリックします。

15.同意の付与成功 しました。

16.「タスク設定の構成」では、バックアップリストから「ActiveBackupforBusiness1」を選択します。

17.「編集」をクリックします。

18.バックアップリストよりアカウントの設定を確認し「OK」をクリックします。  

19.有効にするにチェック をして「次へ」をクリックします。

20.テナントI DとアプリケーションI Dコピーし、メモ帳などに貼り付けてから「O K」をクリックしてください。

21.「自動検索サービスを有効にする」では、バックアップ範囲を選択し「次へ」をクリックしてください。 

22.バックアップのスケジュールを設定します。

23.曜日を選択してください。

24.繰り返す期間を選択してください。

25.「OK」をクリックします。

26.「次へ」をクリックします。

27.設定した内容を確認し、「適用」をクリックします。

28.バックアップ実行 に「はい」をクリックします。

29.バックアップが開始されました。

30.Synologyトップ画面から左上のメニューをクリックします。

31.Active Backup for Microsoft 365 Portalをクリックします。

32.Active Backup for Microsoft 365 Portalのメニューをクリックします。 

33.SharePointをクリック します。

34.復元するもののチェック欄にチェックを入れ、「復元」をクリックします。 

35.対象先情報を確認し「OK」をクリックします。




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